宝石の硬さの話

宝石の硬さといえば、「ダイヤモンド」が一番硬く硬度10とか聞いた事があるかと思います。
この「硬度」というのは、正確には「モースの標準硬度」といいます。
これは、よく知られた10種類の標準鉱物を選び、一番硬いダイヤモンドを硬度10とした時に、硬い順に10段階に並べたものです。
あくまでも硬さの順番であって、順位間の硬さの割合は一定ではありません。
これとは別に、アメリカのヌープが考案したヌープ硬度というものもありますが、宝石にダイヤモンドの圧子で重力をかけて傷の深さや割れを調べる方法であり、モース硬度に比べて科学的ではありますが、テスト対象の宝石に大きな損傷をあたえるため、宝石テストにはモース硬度を用います。

モース硬度とヌープ硬度の表例

モース硬度 石種 解説 ヌープ硬度
1度 滑石 爪で容易に破毀される 0
2度 石膏・岩塩 爪でかすかにキズをうける 32
3度 方解石 ナイフで容易にキズがつく 135
4度 蛍石 ナイフでかすかにキズがつく 163
5度 燐灰石 窓ガラスとほぼ同じ 360~430
6度 正長石 ヤスリにかかる 560
7度 石英・水晶 ヤスリでややキズがつく 710~790
8度 トパーズ・スピネル ヤスリにかからず 1240~1300
9度 コランダム・合成サファイア   1600~2000
10度 ダイヤモンド   6200~6500
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