ダイヤモンドってなぁに?

ダイヤモンドってなぁに?

女性なら誰もが魅了される美しさを持つダイヤモンド。
<宝石の王様>とも云われる程の美しい輝きは宝石中の最高を示し、その稀少性から財産的価値でも最も安定しています。
このダイヤモンドの美しさや硬さは、ダイヤの原子間の結合の仕方・密度のごく濃い結晶構造だからこそなんです。
それでは、ダイヤモンドって何なのかですが…
一言で云えば、ダイヤモンドは<ほとんど純粋な炭素の結晶>です。
昔「ダイヤモンドはただの石♪」と歌うバンドもありましたが、「ダイヤモンドはただの炭♪」 が正しいのでしょうか?
とは云え、大切な婚約指指輪が「ただの炭」では夢も思い出もあったものではありませんから、ダイヤの歴史を。
文献的には、約2000年前の聖書に金剛石という言葉とともに、その石の硬さが出ています。
近代ではインドが初めての発見地とされ、永らくはインド以外からの発見はありませんでした。
炭素の塊ではありますが、地表より35~60キロより深い場所の高温高圧下に出来、それがマグマの噴出や地殻変動によって地表付近へ運ばれ冷まされる過程に於いて、美しく輝く結晶へと変わります。
当然ですが、非常に永い時間をかけて造られたものであり、大自然が生んだ偶然の産物です。
元は何であれ、ダイヤモンドの美しさと稀少性は、今後も失われえる事はないでしょう。

This entry was posted in 宝石. Bookmark the permalink.